夢工房について

市川手漉き和紙は千年の歴史を持ち、今なおその技が引き継がれています。
現在、市川の手漉き職人はやまなしの名工である豊川氏ただ一人となり、後継者の育成と紙漉きができる場の確保が大きな課題でした。
平成28年度から町、商工会、和紙組合で後継者育成事業を開始し、翌年度から和紙工房設置に向け動き出し、令和2年3月「市川手漉き和紙夢工房」が完成しました。

製紙試験場の倉庫をリニューアルした工房は、紙漉きができる小さな施設となっています。
現在、2名の後継者が紙を漉いており、技術習得、新しい和紙作品の作成などに励んでいます。
手すき体験や和紙づくりワークショップ、製紙試験なども行っており、小学生以下の小さなお子さんから大人の方まで楽しめるメニューをご用意しています。
今後は、手漉き和紙と町内特産品をコラボした紙漉きツアーや直売所も始めていきます。
ぜひ一度「市川手漉き和紙夢工房」へお越しください。

市川和紙の歴史

市川大門地区は千年の歴史を持つ和紙の伝統と製紙産業を基盤に発展を遂げてきました。
古くから紙漉きが行われていたことは、平安初期に創建され、延暦23年(804年)平塩の岡にあった天台宗平塩山「白雲寺」の旧記に記され、甲斐源氏の祖、源義清が市川へ紙工「甚左衛門」を伴い優れた技術を伝授したと伝えられています。
武田氏時代には武田家の御用紙として用いられ、美人の素肌のように美しいことから「肌吉紙」と呼ばれ職人は肌吉衆として手厚く保護されました。
徳川家の時代になっても御用紙として幕府に献上され、隆盛を極めた市川御用紙漉きは家内工業からやがて近代的な製紙産業へとなり、昭和30年代には機械漉きも導入されます。
なかでも障子紙は全国一の産地となり生産量日本一を誇っています。
現在「市川大門手漉き和紙」は山梨県郷土伝統工芸品にも認定されています。

施設概要

名称 市川手漉き和紙 夢工房
所在地 〒409-3601
山梨県西八代郡市川三郷町市川大門1725
電話番号 TEL:055-272-5137
FAX TEL:055-272-5137
営業時間 午前9時〜午後5時(受付は午後4時まで)
休館日 月曜・火曜・祝日の翌日

アクセス

〒409-3601山梨県西八代郡市川三郷町市川大門1725
身延線「市川本町駅」から徒歩10分
中部横断道「増穂IC」から車で10分(駐車場あり)